順番を考える

ぼくはコーヒー屋です。
当然・・・コーヒーが好きです。


ただし・・・
コーヒー好きでなければコーヒー屋をしてはいけない法律もありません。
当然・・インスタントにコーヒー屋を考える人もアリです。


その時に・・
コーヒー好きと商売好きでは順番が逆になる傾向があります。


コーヒー好きは・・素人からスタートします。
素人ができるのは抽出の勉強しかありません。
いろいろと抽出を勉強したあと・・・


焙煎というものを目指すようになる・・・
それをごちゃごちゃやったら・・・
最後に生豆に突入する・・・


つまり・・・川下からひとつづつ潰して・・・
川上にのぼってくる・・・


だから・・・
そんなコーヒー屋さんは抽出や焙煎に優しい・・・
愛情がある・・・
自分が進んできた道だから・・・


マニアにも優しい・・・
自分がそこから来たから・・・


珈琲屋をみるとき・・・
ぼくのものさしです。


どれだけ素晴らしいといわれていたとしても・・・
その部分でぼくは珈琲屋のレベルを判断します。