・香りについて
珈琲で一番いい香りはときかれたら・・・
大半のコーヒー屋は豆をひいた瞬間だと答えると思う・・・
珈琲にお湯をさしたときの香りと
豆をひいたときの香りはまったく違うのである。
では・・・何が違うのか・・・
豆をひいた瞬間にでる香りは揮発性がとにかく高い。
それに対してお湯をさしたときの香りは
珈琲の粉をお湯で温めて揮発した成分なのである。
では・・・
お湯の温度を何度にすればひいたときの香りと似せることができるのか・・・
昔・・・
松屋の先代から高い位置からお湯をさす技を教えてもらったことがある。
ひいたときの香りをカップにいれるという技だ。
このときの温度を正確に測定することの必要性を改めて感じた。
そんなことも知らずえらそうに話していた自分が恥ずかしい。
ちなみに・・・過去に書いた文章
http://www.flavorcoffee.co.jp/moji-1.html#15