クリンカー再び・・

焙煎をやっていて・・・
煙がどのようにクリンカーとなっていくか・・・
それをどうやったら証明できるか・・・
だんだんわかってきた・・・


室内と室外の温度差・・・
煙突の入口と出口の温度差・・・
この4つの温度を正確に調べれば
どこで綿状クリンカーからタール状に変化するかを
みつけることができる。


煙突内で水蒸気が水に戻ろうとするタイミングこそ
綿状クリンカーからタール状クリンカーに変化する場所となる。


煙突内の温度が下がったときに水蒸気は水に戻りたがります。
煙突はステンレスなので煙突自体が冷やされると煙突内の表面で蒸気は水に戻ろうとします。
その時に綿状のクリンカーがタール状に変化します。
そのため、タール状クリンカーは煙突の内表面から成長します。


冷却されないような突起物の部分に対しては
綿状クリンカーがどんどん成長していくことになります。


いかに綿状クリンカーをタール状クリンカーに変化させるかが
煙突の効率を下げない方法だと思います。