・遠火の強火

flavorcoffee2006-05-03

久しぶりに廃熱温度計をつけかえた
今までもついていたんだか実際にはあまり参考にしていなかったのです
簡単にいうと・・・無駄な計器としてあったわけです
ところが・・
このごろマノスターゲージで釜内の微差圧を徹底的に調べていて・・・
わかったことがあるのです
微差圧計で測定するよりも廃熱温度計で測定したほうが精度がでる・・
釜内のどこまで熱風がたまっているかが簡単にわかってしまう・・
わかってしまえは・・・なーんだというものです
だけど・・・
廃熱温度計を作ったときにはわかっていなかった・・
つまり・・・ぼくのレベルが低かった・・・
ただそれだけだとおもった・・・


何がいいたいか・・・
焙煎機は排気で吸う量にあわせて熱風を吸うことになります
バーナーがシリンダーから遠ければ遠いほど低温で大量の熱風になります
つまり・・・バーナーの距離が遠いほど低温で大量の熱風になるわけです
しかし・・・吸う側は一定の量しか吸えないから大半の熱風は廃熱温度を
あげることになるのです

大半の熱量は捨てなけれはならないので遠火は強火しかありえないのです
バーナーがシリンダーに近い状態で
廃熱温度が上がらない状態で煎りムラがでなければ・・・
一番効率よくコーヒー豆に熱を伝えることになるのです


わかってしまえば・・・非常に当たり前のような気がしますが・・・