やわらかい排気をどうすれば目視できるか・・・
もっというと・・・・実感できるか。
焙煎中では排気の操作をいろいろといじるわけにはいきません。
なんせ・・・商品ですから・・・


そんな中・・・みつけました・・・


ほこりとばし・・・・
コーヒーが60キロの麻袋できたものを12キロづつに小分けするんです。
その時にコーヒーの豆の表面に付いたヨゴレだとかチャフなどを
焙煎機を使ってきれいにするんです。


その時に、排気監視窓からごみの飛び方をいろいろと調べることが可能なのです。
豆を少量入れたときの飛び方と大量に入れたときの飛び方・・・
単純に排気ダンパーで風量を変えたときの飛び方と
切り替えダンパーを使った時の飛び方・・・


じっくりとみることができました。


そしてわかったこと・・・
空気の流れはけっこうバラバラなのです。
それも渦巻いていて早い部分と遅い部分ができているのです。


それに対して緩やかな排気の場合は、全体に早い流れがない代わりに
全体的に空気の流れが存在する感じです。


ついでに・・・かんけーないけどわかったこと・・・
むかしチャフの量を測定したことがあるんです。
4キロ焙煎したときにどれだけのチャフがサイクロンに送られるか・・


その時にマンデリンがウォッシュドでないくせにやけにチャフの量が少なかった・・・
実験したときにはその理由がわからなかった・・・


今回ほこり飛ばしをずーーーーーーーーっと観察していてわかったのです。
とにかく・・・ほこり飛ばしの時にめちゃめちゃごみがとれるのです。


ずーーーーっとチャフが飛んで行くって感じなのです。
約5分間ほこり飛ばしはやるんですが・・・
最後までほこりが飛んでいるって感じなのです。


このほこり飛ばしで表面の渋皮がとれちゃうので
焙煎の時にチャフが思ったよりも少ないんだなぁ・・・


なんか・・・変なところで勉強になりました。