オイルを考える

ペーパーフィルターでオイルがとまる・・・
旨味がペーパーに吸着される・・・

こんな考え方をされる方がいます・・・
当然・・・いろいろな考え方があっていいのです
それを信じるかどうかは個人の自由ですから・・・

ぼくの考え方は・・・
旨味に関しては単純にペーパーを通過すると思います
もともと水溶性の成分ですから・・・

問題となるのはコーヒーオイル・・・・
これがペーパーを通るかどうかです
当然・・ペーパーは水を含んだ状態になっています
オイルは水と反発します

だから・・・とおれない・・
しかし・・・オイルは固体ではない

ここに力がくわわると・・・オイルもペーパーを通れるようになるのです
真空の力でもオイルは通ります
一度に大量の珈琲を立ててもオイルは通ります
かくはんをかけてもオイルは通ります・・・

そしてもうひとつ・・・・高い位置からお湯をかけてもオイルは通るのです
これって松屋の先代がやっていた抽出法なんです

いゃあ・・・・
抽出って奥がふかいですねぇ・・・
本当に関心しちゃいました

ちなみに・・・
写真の装置はバキュームさせながらドリップして・・
コーヒーのオイルを溶かし込む装置です