ブレンドは一つの単品である

誰もがやることですが‥‥
余った何種類かの豆を全部混ぜて珈琲をたてて飲んだりします。
(これも立派なブレンドです…それも一期一会の・・・)

初心者の方がブレンドを作るときには・・・・
とにかくおもしろくなければなりません・・・

味よりもまずはウケることが大切です。

てなわけで・・・
初心者がやれるブレンドのテクニック・・・・

どうでもいいから・・・自分の趣味でコーヒー豆の種類にかかわりそうなことを考えます。
(この段階では珈琲の味なんかはどーーーでもいい)

たとえばサッカーでコロンビアとメキシコが試合をやったとします。
そして2対1でコロンビアが勝ったとします。

そうしたらコロンビアとメキシコの2対1は決定となります。
この配合はいじることができないのです。

なぜならば・・・そこは事実だからです。
いじってはいけないのです。

その2種混合のブレンドを単品とイメージしてほかの豆と半々ぐらいで混ぜて飲んでみます。

こんな感じでブレンドを作るとストーリーもあってけっこうおもしろいブレンドができると思います。


取り合えずこじつけで2種類の豆を適当に混ぜて・・・・
ほかの豆と半々でまぜる・・・


こうすれば・・・
ほかの豆の部分がベースになってオリジナリティーのあるブレンドが簡単に出来上がります。


この技法はけっこう喫茶店用のブレンドよく使う方法で・・・
そこの喫茶店専用のブレンドと深煎り豆の比率を変えて軽いケーキ専用ブレンド
重たいケーキ専用ブレンドとしてださせたりします。


その場合・・・
茶店はメインとなるブレンドコーヒーと深煎りの豆の2種類で何種類かの珈琲ができることとなるんです。

あまり在庫を持たなくていいので結構・・・多用しています・・・・

できれば・・・10%で・・・

ブレンドの比率って・・・・1%でもOKなんです。
5%でも7%何でもアリなのです。

ただ・・・
ブレンドをつくるのにできれば10%を最低比率にしてもらうと非常に助かります。

この辺はコーヒー屋の都合なんですが・・・・
できれば10%にしてほしい


理由はただひとつ・・・・


誤差を減らすためです。
うちの店の単品・・・・7種類でブレンドを作るという企画なんですが・・・
残念ながら生豆は焙煎して消えていくので次に来る生豆が同じなんてことはないのです。

その状態で何となく同じっぽいブレンドにするには・・・
10%ぐらいを最低比率にしてもらえると助かるのです。


逆に言うと・・・・
数%の豆でもめちゃめちゃ個性が強い時の豆を混ぜて作った場合とそうでない豆のときでは印象が変わってしまいやすいのです。



まぁ・・・コーヒーを工業製品ぐらいに寸分違わない味にすることができればいいんですが・・・

そんな技をぼくが持っていないもんで・・・・


まぁ・・・・この辺は単なるお願いなだけなんですがね

10%のすごさを知ること

ブレンドをやっていて大切なことはベースなんかじゃあありません。
最後の10%が重要なんです。
その10%の重要性をまず実感しておくことが大切なのです。


たとえば・・・
9割が同じで最後の1割を変えて珈琲をたててみる・・・


その時の味の違いに驚く経験をしておくとブレンド
すごさや面白さが実感できます。

味がばらけていたのがたった1割の珈琲でまとまってしまう経験をしちゃうと・・・
ブレンドにはまります。


ブレンドによって珈琲の味は無限に広がっていくのです。

ブレンドにはストーリーが必要です

行き当たりばったりのぼくは・・・
思いついたことをテキトーに書くので脱線が多くなってしまいます。


本日もちょっと脱線しますが・・・
珈琲屋が焙煎を考えるときにはだいたいろくなことがないわけです・・・・
(すべてのコーヒー屋に通用するわけでは断じてありません・・・)

焙煎豆がある程度均等に売れるように工夫する・・・


つまり・・
売れない豆をベースにして豆がはけるようにするなど不届きなコーヒー屋が
けっこうあるのです。

そんなことよりも思い入れのあるブレンドをつくる個人のほうがよっぽどいいのです。
豆の頭文字に意味を持たせてブレンドをつくる・・・

サッカーの強いところだけでブレンドを作る


そんなルールの中でのブレンドならば・・・
それ自体に楽しさがあるのです。


それこそ素人がブレンドを楽しむ価値なのです。
こじつけでいいから.自分らしいストーリーをブレンドに反映させて作ってもらいたいもんです。




ちなみに・・・
コーヒー屋さんはとりあえず自分の店の都合で作ってもらって全くかまいません・・・


ぼくもどちらかというとそっちの考えでブレンドを作ることが多いもんですから・・・・

ブレンドの基本

実際にこのやり方が基本なのかは・・・疑問ですが・・・


ぼくがブレンドを作るときのやり方です。
(けっこう簡単なんでだれでもできるとおもう・・・)



テキトーでベースの豆や使う豆が決まったら・・・・
比率を決めるわけですが・・・

とりあえず・・・
4種類の豆だったら4:3:2:1の比率で始める。

つまり・・・比率なんかは無限あるのにそれをまずは決めてスタートするのです。


どんなゲームでもルールがあるようにブレンドづくりも自分なりのルールの中でやると
けっこうやりやすいものです。

そして・・・
とりあえず作ったブレンドを抽出して・・・・
どんなところが気に入らないかで豆の比率を変えてもう一度抽出する・・

最初にブレンドしたものよりも次に作ったブレンドのほうがおいしいとおもったかどうか・・・
その繰り返しでだんだん自分好みのブレントになっていくものです・・・・


次はもうちょっと具体的に書こうと思います。


ちなみに・・・
フレーバーの通販で販売しているコンプリートセットを買うと・・・


ブレンドコンテストに参加できます・・・
フレーバーの単品7種類で自由にブレンドを作って応募すると・・・
一番いいブレンドはそのままフレーバーの定番のブレンドとして販売する予定です。

ブレンドなんて・・・・

とりあえずベースをテキトー決めて次にするのは混ぜる豆を決めねばなりません。

普通に考えれば遠くの豆をまぜるとか・・・
(距離が離れれば離れるほど気候風土が変わって味に違いがでる)

性質の違う豆を混ぜるとか・・・
ナチュラルとウオッシュのような極端に違うもの)

なじみやすい豆を混ぜるとか・・・・
(マイルドな豆同士ならばけっこうあっちゃったりする)

結局・・・・理屈をこねくり回すことはいつでもできます。

だから・・・ブレンドが出来上がってから後付けで言えばいいのです。

まずは使おうと思う豆をテキトーに決めることです。
ベースを決めた時のようにサイコロで決めても何でもいいのです。


そして・・そのテキトーな豆をテキトーな配合にしてまずはコーヒーをたてることです。

そんでもって・・・飲んでみて旨いかまずいか・・・
酸っぱいのか苦いのか・・・
軽いのか重いのか・・・

そんなことテキトーに思ったら豆の配合をいじってまたまたたてればいいのです。
そうすると・・・どっちかが好みなるもんです。


その好みの追及がブレンドづくりなのです。


つまり・・・
ブレンドのコツはとっとと混ぜてたててみる
・・・これに尽きると思います。


明日はもうちょっとまともにブレンドづくりについて書こうと思います。

ブログを書くということ

すげーーー久しぶりにブログを書こうと思ったわけで・・・


なんで書こうと思ったかというと・・・・
シールラリーなんぞを通販でやっておりまして・・・
そのついでに・・ブレンドコンテストをやっているんです。

できればたくさん応募してきてほしい・・・

そこでブレンドのつくり方をどっかで書いてみようと思ったわけです。
(まぁ・・・半分は宣伝みたいなもんですけどね)

ブレンドの作り方
一番始めにやることはベースを決めることです。
珈琲屋の場合は、どの豆を処分したいとかなんやら大人事情もありますが
今回のブレンドコンテストにはそんなもんは全くありません。

だからベースの豆は自由なのです。
好きな豆にするでもいいし・・・
あんまり人気なさそうな豆をベースにするでもいいのです。

たとえばトランプを使ってエースならばモカとか「2」ならばブラジルとか・・・
そんなノリでベースを決めてもぜんぜんOKなのです。

3種混合や4種混合ぐらいだったら・・・
ベースを決めれば40%から50%の豆が決まったようなもんです。

ベースを決めることとブレンド名になんかこじつけること・・・
まずはブレンドの一歩はここからとなるわけです。



次には普通にブレンドを作る部分を書こうと思います。